どうも。元スロッターのゴンジローです。
アントニオ猪木さんが亡くなられたというショッキングなニュースがありました。

往年のプロレスラーで、近年では気合入れのビンタでお馴染みではありましたが、
やはり
イチ、ニ、サン、ダー!
というコールが最も有名ですよね。
とんねるずの石橋さんが学生時代からもっとも得意としていた芸も猪木さんのモノマネだったそうですし、プロレス界のみならず、日本中に影響を与えたお一人だったと思います。

そして、皆さんがパスタやピザを召し上がるときによく使う、タバスコを日本に持ち込んだ方としても知られていますよね。
日本人の食にまで多大な影響を与えた偉人と申し上げるのが適切なようですね。
そして、私自身も少なからず影響を受けた一人です。
スロッターだった私は、若かりし頃アントニオ猪木という名のパチスロ機という名作で何度もお世話になりました。

闘魂チャンスというATは爆発力を兼ね備えていて、一撃数千枚を叩き出すモンスタースロットでした。
前述の「1,2,3、ダー!」ももちろん演出に組み込まれていて、「ダー」と叫んだらボーナスor闘魂チャンスのアツい演出だったことを今でも覚えています。
そしてフリーズの「道」

この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けば分かるさ
最高の文言だと思います。
その後もスロット、パチンコともいくつかの後継機が出され、それぞれ楽しませていただいたものです。
正直、プロレスラーとしての全盛をお見掛けすることは出来ませんでしたが、伝説として語る継がれているモハメド・アリ戦を始め、当時のプロレスファンを熱狂させていたことでしょう。
これからも猪木さんの影響は様々なシーンで体感するでしょうし、語りつがれていく事でしょう。
聞けば、幼少期から大変な苦労されたようです。
石炭業を営むご実家は石油へのエネルギー転換の加速と共に倒産し、その貧しさから抜け出すために13歳でブラジルに移住されたそうです。
しかし、そこで待っていたのは過酷なコーヒー農園での強制労働。
そんな猪木少年の人生を一変させたのが元力士でプロレスラーだった力道山だったのです。

ブラジルにスカウトに来ていた力道山が偶然出会った猪木の体つきに惚れ込んだらしいのです。
そこから政治家にまでなるサクセスストーリーを描くわけですから、アントニオ猪木さんは間違いなく「持っている」男だったんですね。
亡くなられた今だからこそ、故人を思い冥福を祈りたいと思います。